TOPページ > インフォメーション
︎経鼻インフルエンザワクチンの特徴
2024年9月2日カテゴリ:未分類
経鼻インフルエンザワクチン フルミストは、鼻の中へ噴霧するインフルエンザ感染予防のための生ワクチンです。
インフルエンザウイルスは主に気道粘膜に感染するため、鼻腔に直接免疫をつけるフルミストは現行の注射ワクチンで誘導されるIgG抗体だけでなく、気道分泌型IgA抗体も誘導するため、予防効果が(特に小児において)高いと考えられます。
従来の注射型のワクチンとは異なり鼻腔内にスプレーを吹きかけるだけなので痛みがありません。また2回接種対象のお子さんについては1回の接種でよいとされております。
生きたウイルスで免疫を誘導(抗原特異的T細胞応答)するため、実際の流行株がワクチン株と異なっても発症を軽減する効果にも期待され、予防効果が約 1 年と長く持続する点も特徴とされています。
2024年から国内での薬事承認が得られました。